眼内コンタクトレンズ
ICL・IPCL手術
2024年8月価格改定いたしました。両眼49.8万円~(税込54.78万円~)となります。詳しくはページ下方のICL・IPCL手術費用をご覧下さい。
ICL・IPCL手術はレンズを目の中に入れることで近視や乱視を矯正することができる治療です。コンタクトレンズのように視力を矯正できるレンズを目の中に入れます。そのため眼内コンタクトレンズと言われています。
コンタクトレンズは毎日のお手入れや管理が必要ですが、ICL・IPCLは目の中に入れるとメンテネンスが必要なく、永久コンタクトレンズとも言われています。また、レーシックの角膜を削る手術とは違い、必要があればレンズを取り出すことが比較的容易にできるので、眼球の形を変えることなく治療できます。
ただ、ICLを入れて術後に裸眼視力が良好になっていても、40代中盤からは近くが見えにくくなる老眼がはじまります。そこを補うように近視だけでなく老眼も矯正できるIPCLという眼内コンタクトレンズが選択できるようになりました。老眼世代の方にも近視矯正ができるようになっただけでなく、老眼も矯正できるわけです。白内障世代になれば現在は多焦点眼内レンズが普及しており、うまくいけば全世代において裸眼で過ごせる時代に突入したことになります。
興味はあるけど不安な方は 1コインで相談可能です(検査なし・10分・500円)。
ご希望の方はお電話でご予約の上、院長の診察日にご来院ください。
0798-31-5418
眼内コンタクトレンズ(ICL、IPCL)とは
ICLとは生体に適合しやすい素材を使って作られたレンズのことで、これを眼球の中に入れて近視や乱視を治す手術方法です。眼球内の虹彩と水晶体の間にレンズを入れるので、肉眼では見えませんし、特別なメンテネンスも必要ありません。要は、メガネやコンタクトレンズを使用している方が、裸眼で遠くが見えるようになる手術です。一般的に知られているレーシックでは、角膜を削りますが、ICLでは必要があればレンズを取り出すことができるので、眼球の形を変えることなく治療でき、見え方の質も良好です。
日本では2010年に厚生労働省に認可されていましたが、手術前に茶色目に小さな穴を開けるレーザー治療(虹彩切開)が必要でした。2014年にレンズの真ん中に小さな穴が開いているホールICLが厚生労働省に認可されて、虹彩切開が不要となったこともあり、普及が期待されている治療で、サトウ眼科はICL手術可能な「ICL認定クリニック」です。
詳細はこちら
http://www.icl-info.com/clinic/
サトウ眼科では、このスタージャパン社のICL(アイシーエル)KS-AquaPORT(通称、ホールICL)を使用しています。レンズの中心の0.36mmの小孔を通して眼内の房水が自然な流れを保つため、目に優しく安全性に優れたデザインになっています。
ICLの患者様向け情報サイトはこちら
https://jp.discovericl.com/
こんな方にICLがおすすめ
- すごく強い近視で裸眼では遠くだけでなく、近く(目の前20cm位)も見えない方!
- 近視が強すぎてレーシックができないと言われた!
- ドライアイがひどい方!
- コンタクトレンズをしていると充血がずっと続くという方! コンタクトレンズをつけているとアレルギー性結膜炎がひどくなる方!
- メガネやコンタクトレンズがどうしてもわずらわしく、起きた瞬間から裸眼で見えたいという方!
ICLの特徴
-
1
色鮮やかな見え方
角膜を削ることなく、眼内のレンズで近視を矯正するため、微妙な色合いを見分ける力を示すコントラスト感度の低下がありません。角膜を削るレーシックなどと比べても色鮮やかな見え方を得られます。 -
2
幅広い矯正範囲
近視の強い方も受けることが可能です。また、角膜が薄く、レーシックを受けることができない方も利用できます。 -
3
長期安定性
HEMAとコラーゲンの共重合体素材「コラマー」で作られています。「コラマー」は含有するコラーゲンにより、マイナス荷電を帯びており、タンパク質などの粒子が沈着せず、長期にわたって眼内で安定する、非常に生体適合性に優れた素材です。1997年から欧州で販売を開始し、すでに世界75ヵ国以上で100万眼以上に使用されています。 -
4
有効性、安全性
レーシックと同等以上に矯正効果、矯正精度が良いことがわかっています。
また、レーシックの問題点(ドライアイ、ケラトエクタジア、不正乱視、再手術増加など)を解決できるメリットがあります。
眼内コンタクトレンズ IPCLとは
IPCLはEyeOL社から2014年に発売開始された新しい後房型の有水晶体眼内レンズです。2017年にヨーロッパにてCEマーク(安全性)を取得。全世界40カ国以上で10万件以上の実績があります。日本では2015年より使用実績がありますが、まだ新しいレンズでもあるため厚生省未認可のレンズとなります。
IPCLはICLと違い親水性アクリルの素材でできています。ICLのコラマー素材よりもレンズの表面構造がスムーズでクリアなため、見え方の質が高いとされています。眼内でレンズを安定して固定するため6つの支持部(ICLは4つ)をもつ構造をしており、さらに房水の循環を促進する7つのホール(ICLは1つのみ)が設置され、白内障や緑内障の発症予防に配慮され安全性を向上させています。
白内障手術における多焦点眼内レンズはかなり一般化してきていますが、IPCLにはそのテクノロジーを使って老眼世代に対応したレンズもあるのが特徴です。老眼対応IPCLは、コントラスト感度の低下と暗所でのハロ・グレアの発生がみられますが、遠方だけでなく裸眼近方視力も良好になる大きなメリットがあるのです。
ICL・IPCL手術の実際
-
1
目薬の麻酔をして、黒目に約3mmの小さい切開をします。
-
2
切開した部分からレンズを目の中に挿入します。目の中でゆっくり広がります。
-
3
虹彩と水晶体の間にレンズを挿入します。毛様溝という部分に固定されます。
約20分で両眼の手術を終了します。
ICLの手術イメージ動画
厚生労働省認可のICLの手術方法を動画で説明しています。
ICL・IPCL手術費用
よろしければ、まずは1コイン(500円)相談で受診していただき、当院の雰囲気や治療についての説明内容を納得されてから、適応検査の予約を取れることをお勧めします。この段階で治療の適応外の場合は治療をお断りすることもあります。
・適応検査費用 10,000円(税込11,000円)
※適応検査時に何らかの病気が見つかった場合、その病気に対する検査・治療には健康保険をご利用いただけます。受診時には健康保険証をお持ちください。
手術費用
ICL、IPCL 両眼 |
49.8万円(税込54.78万円) |
---|
オプション(片眼) | |
---|---|
中等度以上の近視 | 5万円(税込5.5万円) |
乱視用 | 5万円(税込5.5万円) |
IPCL老視用 両眼 |
70万円(税込77万円) |
---|
オプション(片眼) | |
---|---|
乱視用 | 5万円(税込5.5万円) |
※手術費用には、手術後3ヶ月間の検診費用と手術に必要なお薬代が含まれます。
※手術の申し込み後、最終術前検査時に手術費用をお支払いいただきます(ICL・IPCLレンズは個々に発注するため、ICL・IPCLレンズ発注後に患者様のご都合でキャンセルされた場合は返金することができませんのでご注意ください)。
お支払い方法
下記の(1)~(3)からお選びいただけます。
- (1) 窓口支払い 窓口にて現金でお支払い
- (2) クレジットカード支払 窓口にてクレジットカード決済(一括)でお支払い。
<医療費控除について>
上記手術費用は医療費控除の対象になる可能性があります。確定申告には領収書が必要となりますので、大切に保管してください。
ご希望の方はお電話でご予約の上、院長の診察日にご来院ください。