多焦点眼内レンズ手術
よくある質問

よくあるご質問の回答を掲載します。お電話でのお問い合わせの前にお読みください。

多焦点眼内レンズ手術よくある質問

Q1.どんな人に合うレンズなのですか?希望すれば誰でもこの治療を受けられるのですか?

できるだけメガネを掛けたくないという患者様に合うレンズです。メガネへの依存度は減ります。しかしながら、乱視がかなり強い方、眼底の病気がある方、見え方に対して神経質な完璧主義者の方など、医師の診察上、単焦点眼内レンズの方がベターと思われた患者様は適応外となります。

Q2.若いときと同じように見えますか?

残念ながら20代の頃の目に戻るわけではありません。多焦点といっても遠方と近方の2カ所にしかピントが合いません。それでも、単焦点でピントを遠くに合わせた時の近くの見え方に比べると、かなりよく見えるようです。また、遠近両用メガネのように遠くを見る場所と近くを見る場所の境がないので、近くを見る時に視線を変える必要はございません。

Q3.手術は普通の白内障手術とかなり違うのですか?

多焦点眼内レンズを使用して良い結果を出すためのコツのようなものはありますが、手術内容自体は大きく変わりません。患者さんにとっては挿入する眼内レンズが違うだけだと考えていただいて結構です。

Q4.なぜ治療代金が、高額なのですか?

現在のところ、健康保険による治療ではないため、眼内レンズ代金が高くなります。そのため、眼内レンズ代を含めた手術費用は高額となります。それだけ付加価値のあるレンズだと思います。

Q5.片目だけ多焦点眼内レンズを入れることはできますか?

基本的には両眼に挿入するのが推奨されていますが、若年者の白内障手術の方などは、片目のみ多焦点眼内レンズを入れている場合もあります。医師にご相談ください。

Q6.乱視も治せますか?

現在のところ、2焦点の眼内レンズについては、乱視矯正用のレンズがありません。
乱視があり、術後視力に影響すると思われる患者様には、3焦点レンズをお勧めしております。

Q7.メガネなしで遠くも近くも見える他の方法はありませんか?

通常の単焦点眼内レンズにより、利き目を遠くに合わせ、もう片方を近くに合わせるモノビジョン法もあります。一番適しているのは元々モノビジョンの目である方であり、すべての方に良い適応ではありません。医師にご相談ください。